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☆ 新着情報 ☆

山村地域を活性化する産学連携ワークショップが開催されました。
2018-09-05
ヤンマーグリーンシステム苗木選別装置
 9月4日13時より,ホテル札幌ガーデンパレスにおいて標記のワークショップが開催されました。ワークショップの主催はNPO法人グリーンテクノバンクで,1回目の昨年は林業機械の現状と林業を通した地域活性化をテーマとしましたが,今回は北海道林業の発展方向と苗木供給の現状と課題,技術開発方向などを検討しました。
 東大名誉教授で日本木質バイオマスエネルギー協会会長の酒井秀夫氏による基調講演では林業,木質バイオマスの供給コストの過半を占める輸送費圧縮が課題であり,サプライチェーン・マネージメントシステムの構築,資源はあるが,人がいない時代に林業人材の育成確保に向けて安全な職場と女性も安心して従事できる職場・生活環境の整備が急務と指摘されました。ものづくり産業においても同様の課題です。
 つづく講演ではスゥエーデンの先進的な機械育苗技術,日本における施設内の苗木生産の課題,発芽率向上技術,下川町の林業を基幹とした地域振興事例が紹介されました
 パネルディスカッションでは道内の人工林は伐期を迎えており,産業として利益を生み出し,資源循環を安定化させる必要がある。木の販売,苗木生産の両方に需給バランスが重要であると結論づけられました。担い手不足解消とコスト削減のカギとなる先進技術の導入を阻む規模の問題を解決するには,個別の垣根を乗り越え,導入可能な規模まで拡大する仕組みづくりの検討が求められそうです。
 講演のほか,会場では協賛会社による技術紹介パネルが展示され,苗木移植の機械化や裸苗の選別システムなどが紹介されました。
 
 
施設育苗の課題を述べる住友林業兼平修平氏
パネルディスカッション

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