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　令和6年5月13日(月)北農工特別講演会が二部制で 開催されました。第一部では日本規格協会グループ研修ユニット主席専門職の篤田欣弥さんから良いものづくり（品質管理と標準化）と製品安全（機械安全）について講演していただきました。組織を取り巻く内外の状況がどのように変わっても，企業経営の継続には利用者にとって良いものづくりが必要で，品質管理が必須です。製品が危険源となりうる農業機械の安全性を高めるための考え方の構築が急がれます。

第二部では北海道職業能力開発大学校の竹澤聡博士から「技術者としての歩みは未来を切り開く」として主に北海道職業能力開発大学校を紹介して頂きました。北海道職業能力開発大学校略して「北海道能開大」は省庁大学としては、道内唯一の工科系大学で，高卒後の若者の進学先として「次世代の技術者育成」という基本理念を掲げ、電子情報・機械・電気・居住のものづくりの技術者を育成しており，卒業生は求人対象として期待されます。同時に企業在職者を対象に技術をステップアップするための「在職者セミナー」も行っており，日常の業務が忙しく職員育成がなかなか進まないと悩む中小企業は職員の技術力とモチベーシ向上に役立てたいところです。